| 加賀・金沢の稀少伝統工芸 「加賀水引」 加賀水引が全国に知れ渡ったのは、初代 津田左右吉がそれまでの平面的だった結納や祝儀袋の水引細工・折型を、現代の主流となる立体的な水引細工・折型に仕上げた事によるものです。その独自の作風が加賀の水引「加賀水引」として全国に知れ渡り、金沢の伝統工芸として定着しました。当店の水引は「加賀水引」として知られていますが、これは津田流水引細工の独創性や、美しさだけでなく、包み、結び、書の総合的な造形美を指す呼び名です。これが事実上の、加賀金沢特有の水引文化・結納文化である「加賀水引」を指しています。 100年続く結納・水引店 津田水引折型 「水引」は贈り物の包み紙を結ぶ和紙の紐の事。「折型」は贈り物の包み方に関する礼儀作法の事です。水引の始まりは飛鳥時代までさかのぼります。昔から日本人は、物を送る際に目的に応じた「折型」で包み、目的に応じた「水引」を選び、目的に応じた「結び」を施す習慣がありました。 当店「津田水引折型」は水引細工を作るだけのお店ではありません。当店が大切にしている事は、心を込めて作らなければ、思いは伝わらないという事、それから、頂いてうれしいと思う物を作りたいという事です。だから、私たちは、なるべくお客様の顔を見てその場で対応し、ご注文にあったものを作るようにしています。 ところが、一般的に出回っている製品には、大量生産で、個性のないものや、値段は高いのに品も表情も感じられない物が多く、残念でなりません。 津田水引折型の金封・祝儀袋 当店「津田水引折型」の金封や、その他製品は、お金や品物を包んで運ぶ、紐で結んで留める、といった目的を超え、精神文化の領域にまで実用の幅を拡げ、しかも芸術的な美しい形として完成させております。世界中に贈り物を包むラッピングの習慣はありますが、このような深い文化と芸術があるのは、日本だけではないでしょうか？ 祝儀袋の表書き代筆の例
祝儀袋・金封へのお金の入れ方
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