
世界中から愛される、南仏屈指のヒットメーカー

現当主ジェラール・ベルトラン氏
フランス南部ラングドック・ルーションにおいて、ハイクオリティなワインを造り出すヒットメーカー、ジェラール・ベルトラン。かつてはラグビーのフランス代表選手だったという異色の経歴を持つジェラール・ベルトラン氏がオーナーを務めており、約40haほどの畑から始まったワイナリーは、現在敷地面積は約500ha、11ワイナリーまでに成長しています。
ラングドック・ルーションは、フランス随一のワイン生産量を誇り、コストパフォーマンスに優れたワインの宝庫として知られる地域。ジェラール・ベルトランはその中でも、高品質なワインを造る生産者の代表的存在として知られており、この地のワイン造りを牽引してきました。

2011年には、アメリカの評価誌ワイン・エンスージアストにおいて、「2011年 ヨーロピアン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。また、2012年のインターナショナル・ワイン・チャレンジでは、世界中のワイナリーの中からワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選出されるなど、輝かしい実績を獲得しています。現在は70ヵ国以上に輸出されているジェラール・ベルトランのワイン。13もの航空会社で機内ワインとして採用されるなど、確かな味わいで世界中の人々を魅了しています。
また、ジェラール・ベルトランでは、ビオディナミ農法への転換を進めており、造られるワインはフランスのオーガニック認証機関であるABマークやデメテールの認証を獲得しています。2021年7月には、『ワイン・アドヴォケイト』にて、オーガニックやバイオダイナミックス認証を超えて傑出したサステナビリティを実現しているワイナリーを称える「グリーン・エンブレム」賞に選出。人と自然環境を大切にしたワイン造りを実践しています。
ジョージアのオレンジワインに敬意を表し造ったオレンジワイン
こちらのオレンジ・ゴールドは、約4500年前にジョージアで造られた最初のオレンジワインに敬意を表し造られたワイン。華やかでフレッシュ感溢れる新しいオレンジワインを造りたいという想いから生み出されており、南仏の力強い太陽と美しい夕日に敬意を込めてオレンジ・ゴールドと名付けられています。

オレンジワインとは、白ブドウを使って赤ワインのように造ったワイン。本来、白ワインは白ブドウの果皮や種子を除いた果汁だけを発酵させて造りますが、オレンジワインは赤ワインのように果皮や種子と一緒に発酵させて造られるのです。近年ではそのフードフレンドリーさから、世界のトップソムリエを始め多くのレストランで採用されており注目を集めています。
ワインは、ヴィオニエ、シャルドネ、グルナッシュ・ブラン、マルサンヌ、モーザック、ミュスカといった地中海沿岸で栽培している複数のブドウをブレンド。使用しているブドウは全て手摘みにて収穫しています。セミ・マセラシオン・カルボニックを10〜15日間、全房のまま発酵。果梗や果皮とともにマセラシオン(醸し)を行うことで、黄金色がかったオレンジ色とタンニンを備えたワインが生み出されます。
複雑なアロマとボリューム感のある果実味が魅力のリッチな味わい
グラスに注ぐと外観は琥珀掛かった橙色。蜜りんごやアプリコットの甘やかなアロマに、オレンジピール、金木犀、紅茶などのフレーバーが加わった複雑かつ上品な香りが広がります。口に含むと感じられる、フレッシュな果実味と繊細なタンニンが印象的。しっかりとした骨格とボリューム感のある味わいが魅力です。
アペリティフとしてもお愉しみいただけますが、インド料理やアジア料理などのスパイシーな料理とも相性抜群の1本です。フレッシュさやミネラル感を楽しむには12℃で。14℃まで温度を上げるとワインの複雑味やリッチさがより広がります。

2022 ORANGE GOLD / GERARD BERTRAND
※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。
輝かしい実績を誇る南仏ヒットメーカーが造るオレンジワイン。複数のブドウをブレンドした華やかなアロマとボリューム感のある味わいが魅力。
2022 ORANGE GOLD / GERARD BERTRAND
◆商品カテゴリ:オレンジワイン
◆生産地:フランス ラングドック・ルーション
◆生産者:ジェラール・ベルトラン